私たちがお伝えしたい
のは”感動”です。
「お土産(おみやげ)屋さんって、
どこも同じよね」
観光客の方々から、よく聞かれる言葉です。
そんな概念をここちよく裏切りたい。
さらに「何だか見ているだけで楽しいわ」
「おもしろい~」
「選びやすくて助かった」
という言葉に置き換えて
いただけるような店をつくりたい。
私たちは、そのために日々努力をし、
進化しつづけていきたいと願っています。
1983年(昭和58年)、『清野クラフト』を誕生させたとき、
私たちの店は、畳一枚分の平台でした。
作業場でつくった木彫りのアクセサリーを
台の上に並べて外で販売していたのです。
社名の『クラフト』には、
その当時の思いがとけこんでいます。
狸小路というアーケードのある商店街とはいえ、
冬は日中でも氷点下。
お買い上げいただいたお客さまの名前を
手彫りしていたのですが、
手がかじかんでうまく彫られないこともよくありました。
それでも、楽しかった。
お客さまと直接お話をして、
どんな商品を気に入ってくださるのか、
より質のいいものをつくるにはどうしたらいいのか
…いまに到る店づくりの基本をたくさんの方たちから
教えていただきました。
2年後に初めての店舗『こぶしや』をもつことができ、
おかげさまで、
いまでは6店舗を構えさせていただいていますが、
私たち『清野クラフト』の原点ともいえる
畳一枚のアクセサリー台で育んだ心意気は
いつまでも変わることはありません。
せっかく来ていただいたお客さまに、
他とは違う商品をより多くお届けしたい。
『清野クラフト』の「こぶしやグループ」各6店舗で個性を競い、
さらに限定商品にこだわるのも、原点を忘れずに、
お客さまに喜んでいただきたいという気持ちを
カタチにするためです。
私たちは「現場」が大好きです。
そこにある、お客さまの笑顔とふれあいが、大好きです。
ですから、社長以下すべてのスタッフが
各店舗の「現場」で接客させていただいています。
どうぞ、お気軽に声をおかけください。
何げない会話さえ、ほんのささやかではございますが、
『思い出』としてお持ち帰りいただけると
これ以上の幸せはありません。
にぎやかに、ときにはじんわり、そこにいつも「感動」がある店へ
ようこそ、いらっしゃいませ!