こんにちは。
おみやげの店こぶしや小樽店です。
人気の地ワイン、北海道ワイン株式会社の「おたるナイアガラシリーズ」をご紹介させていただきます！
「おたるシリーズ」の歴史
1979年に小樽市の塩谷農協から「くだもの」葡萄であるキャンベルアーリが運び込まれます。
このキャンベルアーリで醸造されたものが、「おたるロゼ」として発売されます。
現在に続く「おたるシリーズ」の始まりでした。
北海道ワインは、会社設立の意義として「葡萄生産者」との共存共栄を社員手帳に掲げています。
1997年、テレビでの「赤ワインのポリフェノールが体に良い」という紹介を機に、
空前の赤ワインブームが発生しました。しかし、そのブームが収束した2000年、
葡萄農家は大量の過剰在庫を抱えてしまいます。山梨の葡萄農家に生まれた創業者嶌村彰嘉は、
葡萄生産者と北海道ワインは一心同体との思いより、葡萄農家が抱えた葡萄3615tを受け入れました。
ちなみに、現在の北海道ワインの葡萄入荷量は2500t前後であり720mlの瓶換算で
250万本くらいですので、およそ4割り増しの入荷量でした。
当時、製造担当の社員は深夜におよぶ搾汁作業を何日も行ったとのことです。
このように経緯もあり、現在当社に葡萄を納入していただける葡萄生産者は、
幸いにも全道24市町村300軒ほどを数え、ともにワイン造りに尽力を頂いています。
そして、安定してワイン造りを続けられるのも、この葡萄生産者の皆様のおかげでもあります。
現在、一部本州で生産される葡萄を含めて、この全道約300の葡萄生産者から受け入れている葡萄が
「おたるシリーズ」の原料となっています。
「おたるシリーズ」ラインアップ
現在のおたるシリーズは、デイリーワインから日本ワインコンクールで金賞を取るような
高級ワインまで多岐にわたります。
おたるシリーズは、40種類強にもおよぶ数となりますが、ここにその一端をご紹介します。
「おたるナイヤガラ」や「おたる赤」、「おたるキャンベルアーリ」など、スタンダードシリーズは、
安心な日本ワインを気軽に楽しんでいただきたいワインです。
特撰シリーズは、氷結製法により造られたコクのある甘口ワインです。特に「特撰ナイヤガラ」は、
過去多くのコンクールで受賞している評価の高いワインです。
「おたるナイヤガラ」
おたるシリーズで、販売生産本数がもっとも多いのが、北海道や長野で主に収穫されている
アメリカ葡萄の『ナイヤガラ』から醸造される「おたるナイヤガラ」です。
ナイヤガラ葡萄（ナイアガラとも表記されます。Niagara）は、
北海道では古くから栽培されている葡萄品種で、道産子が葡萄といえばナイヤガラを想像するほどです。
薄い緑から黄緑色の皮で、適度な酸味と甘みがあり、独特の香りを持つのが特徴です。
この葡萄から醸造した「おたるナイヤガラ」は、辛口からデザートワインと呼ばれる極甘口までありますが、
共通してナイヤガラの特徴を色濃く映しています。
特に、北海道ワインのワイン醸造法は、ヨーロッパのワイナリーが伝統的に用いる
『醸造過程において加熱を行わない方法』であるため、特に葡萄そのままの味や香りが反映されます。
おたる特撰ナイヤガラ
溢れ出す豊かな葡萄の香りとコクのある甘口の味わいが楽しめる
おたるナイヤガラ
とてもジューシーで葡萄の圧倒的な香りにフルーティーな味わいが特徴的
おたるナイヤガラ（辛口）
葡萄の瑞々しさと香りがそのままのフレッシュで切れ味の良い辛口
おたるナイヤガラスパークリング
ナイヤガラの、甘みと香りが最高潮となった完熟葡萄で醸造
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